【読書記録】2020年3月に読んだ本まとめ

読書記録
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3月に読んだ本と読書記録です!

先月の読書記録で。

来月はビジネス書も1~2冊くらいは読もう・・・。

と書いたのですが、果たしてそれは達成できたのでしょうか!?
って自分のことだから、分かってるでしょ?って言わないで・・・。

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読書データ

  • 読んだ冊数:10冊
  • ページ数:3228ページ
  • 内訳
    • 小説:5冊
    • エッセイ:1冊
    • 新書:1冊
    • ノンフィクション:1冊
    • ビジネス書:2冊

10冊読了と、意外と数は多くなりました!

新型コロナによる自粛の影響で、週末の子供の習い事などが軒並みキャンセルとなり、図書館に行くくらいしかできなかったためでしょうか・・・。
おかげで今は積読本がたくさん溜まっています。
でも、引きこもり読書族には自粛も苦にならないというのが、せめてもの救いな気もします。

読んだ本(読了順)

※それぞれ読書録にリンクしています。

やっぱり先月同様、半数は小説と娯楽に偏ってはいるんですが、一応ビジネス書も2冊(南章行さんと内館牧子さんの本)読みましたよ・・・。
でもやっぱ小説の方が読んでて楽しいよね(;’∀’) ←オイ
特に1冊目の南さんの本が私には響かなすぎて・・・。あやうくビジネス書アレルギーになるところでした。

ただ、小説は読んだことのある作家さんの作品ばかりで、初読みの作家さんは島本理生さん(ナラタージュ)のみ。
安全パイを求めすぎて、ちょっと読書の幅を広げるのを怠った感がありますねぇ。

来月は「初読み作家月間」にして、積極的に初読み作家さんの作品にチャレンジしていこうかな!?

せっかく読むなら、視野を広げたい!

今月イチ押しの2冊!

最後、今月読んだ本の中から「これはめちゃくちゃおススメ!」という2冊をピックアップ~。

【夢を叶える夢を見た】内館牧子


夢を叶える夢を見た (幻冬舎文庫) [ 内館牧子 ]

頭一つとびぬけて良かったのはコチラ。

脚本家の内館牧子さんが、夢に向かって「飛んだ人」「飛ばなかった人」にインタビューした内容から、「夢を叶える」ことについて分析してまとめた1冊です。

20年近く前の本ですが、「このままでいいのか・・・」と現状に悩む全ての人の心に響く、時代を超えた名著だと思いました。
最初図書館で借りて読んだのですが、グッと来すぎて結局自分でも購入しました。

安定した大企業のOLから脚本家へと飛んだ内館牧子さん自身の、飛ぶまでの心の揺れもつづられていて、それもまた悩める女子にはとっても読み応えあり。

折に触れ読み返したい大事な1冊です。

【紙の月】角田光代


紙の月 (ハルキ文庫) [ 角田光代 ]

先月も角田光代さんの「八日目の蝉」が月間ベスト3にランクインしましたが、またまた角田作品が私の中で高評価となりました。

平凡な主婦で銀行にパート勤めをしていた女性が、顧客の孫である大学生に惹かれてしまい、彼のために顧客から金を騙し取る行為に手を染めてそれをエスカレートさせていってしまうストーリー。

めちゃくちゃヒリヒリするんですが、非リアルなのにリアルというか、どんどん主人公に感情移入していってしまう自分が怖くなる1冊でした。
落とし穴はすぐそこにあるのかもしれない・・・とゾっとさせられます。

そして、そんなヒリヒリと同時に、「女性にとっての幸せ」とか「女性が経済的に自立することの大事さ」なんかも考えさせられる内容で。

主人公の置かれた状況や心理描写は本当に共感しきりで、アラフォーの今が角田光代作品の適齢期なんだなと感じた私でした。

まとめ

2020年3月に読んだ本をまとめてみました。

振り返ってみれば、3日に1冊程度のペースで読書も読書録も達成できたことになるので、ちょっと達成感ありですね。

でも、新型コロナの影響で、とうとう私の仕事も先週から在宅ワークに切り替わったので・・・。
通勤時間の読書がまるまるなくなるので、読了数はグッと少なくなってしまいそうな予感もしています(;’∀’)
我が地域の図書館も、とうとうしばらく閉館になってしまいましたし。

ダラダラスマホを眺めてしまう隙間時間を、ちゃんと読書に充てていけるか、自律の心が問われている気がする私であります。

以上、2020年3月読書記録でした!

コメント

  1. 水円 岳 より:

    はじめまして。
    いつも楽しく書評を拝見しています。

    有川浩さん、角田光代さん、島本理生さん、内館牧子さん
    と、ちょうど読もう(もしくは読んだ)作家さんが被って
    いたので、おおっと思ってしまいました。

    有川さんの『植物図鑑』は、個人的には楽しく読めました
    が、いわゆる「じれじれ系」だろうなと。起伏のある展開
    を好まれる方にはまどろっこしいでしょうね。

    島本理生さんの『ナラタージュ』は読書候補には入れてあ
    るんですが、どうも湿っぽそうだなあと思って先に『クロー
    バー』を読むことにしました。(まだ未読です)

    角田さんのは最近の長編がみんな重そうなので、短編集
    ばかり漁ってます。『さがしもの』『All Small Things』
    はどちらもよかったです。(^^)

    まだ作者追いするほど数を読んでいないので、いろいろな
    作者さんの手頃なものをとっかえひっかえしてますが、
    宝探しの気分で楽しいですね。(^m^)

    コロナで慌ただしい世の中になっていますが、くさくさし
    がちな気分を、ちょっとでも読書で払拭できればなあと
    思います。

    これからも、書評を楽しみにしています。

    • やっこ やっこ より:

      水円さん

      はじめまして!コメントありがとうございます!!
      初めていただくコメントだったので、ちょっとドキドキしてしまいました(*‘∀‘)

      水円さんの書評、めちゃくちゃ読書欲をそそりますね!私もこんな書評を書けるようになりたい・・・。またゆっくりじっくり読ませていただきます♪

      そして、お察しのとおり「ナラタージュ」はとーっても湿っぽいです。笑。好き嫌いは分かれるところかもしれません。角田光代さんの作品は、私は長編ばっかり手に取っていたので、短編は盲点でした~。両方図書館で探してみたいと思います!

      本当になんだか鬱々とした気分になってしまう昨今ですが、読書で少しはストレス解消できたらいいですね!

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